園長あいさつ 園長 伊藤 加寿子 天理幼稚園は大正14年に設立され、その間何度かの移転のすえ、昭和33年に天理教教会本部神殿のすぐ近くに移築され、又、昭和52年には広い園庭をお与え頂き現在にいたっています。設立当時のままの木造白壁造りの園舎、そして人工の川、滝、土山、花や実をつけるたくさんの木々など、豊かな自然を配した園庭は園児にとっても来園者にとってもやすらぎとあたたかさを感じさせてくれます。 このような恵まれた環境のもと、学校教育法の幼稚園教育要領に基づいた教育と併せ、創立の精神である「幼少の頃より信仰をうつし親神様の思召される陽気ぐらし世界を建設する人材を育成する」を柱とした信条教育を施しています。 全教師が全幼児に目を向け、一人ひとりの幼児を出来るだけ多様な角度から見つめ、幼児の興味や関心に応じた対応ができるよう教師間の連携を大切にしています。また、子どもを取り巻く環境が目まぐるしく変化する今、天理幼稚園では、できるだけ自然とかかわり、五感を働かせて見たり触れたり試したりする直接体験を大切に日々の保育を進めています。幼児が身近な環境にかかわって試行錯誤しながら夢中になって遊び、心身ともにたくましく育つとともに、感謝の心、思いやりの心が育つよう努めてまいります。