信条教育 天理幼稚園は、人間をお創りくださった「ぢば」近く宗教的雰囲気の漂う好環境の中にあります。子ども達が将来親神様の御用を担うことができるよう育成することを主眼としています。おさしづのお言葉に「小さい時から心写さにやならん。そこえ/\年取れてからどうもならん」(M33.11.6)があります。又、初代園長中山たまへ様は「子ども達には、小さいうちから、分かっても分からんでも話をし、聞かせておかなあかん。陽気ぐらしのできるお道の心を身につけさせるよう話をし、身をもって示していかなあかんで」とおさしづのお話くださいました。教職員一同、それぞれの信仰信念をもとに、全てが親神様のお恵みの中で生かされていることの喜びや感謝の気持ちを、子ども達の心に写していきたいと取り組んでいます。 目標 私達の体は親神様からおかりしていることを知り感謝の気持ちをもつ。健康であることを感謝し、親神様に喜んでいただけることを進んで行う。陽気ぐらしを望まれる親神様、教祖の御心を知り、一手一つに心をつなぎ助け合う。全て親神様のお恵みであることを知り、自然や物を大切にする。 具体目標 いつも親神様・教祖にお守りお導きいただいていることを知り感謝の気持ちをもつ。心を静め、落着いた態度で参拝する。おつとめのおうたを大きな声でうたいながら、しっかりおてふりができる。よろづよ八首が唱和できる。喜んでひのきしんをする。教話をよい態度で聞き、内容を理解して行いに移そうとする。年中児は拍子木、ちゃんぽんの打ち方がわかる。年長児は拍子木、ちゃんぽん、すりがね、太鼓の打ち方がわかる。困っている友達を見たらやさしく声をかけたり、手助けができる。「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える。 活動内容 参拝について 月曜参拝 4月から9月までは昇殿拍手参拝、10月からはおつとめをする。月始め参拝4月から9月までは昇殿拍手参拝の後、教祖殿、祖霊殿をまわり参拝する。10月からは拍子木に合わせておつとめをした後、教祖殿、祖霊殿をまわる。毎日登園後、降園前には親神様、教祖、祖霊様を遥拝をする。教祖誕生祭、秋季大祭、春季大祭に参拝する。秋季霊祭、春季霊祭に代表児が参拝する。本部月次祭に立拝する。始業式、終業式には昇殿し、拍手参拝をする。教祖がお姿をかくされた2時のサイレンの時には感謝の気持ちで遥拝をする。卒園式後、卒園児と保護者で共にお礼づとめ(拍子木にあわせて)をし、教祖殿、祖霊殿をまわり、参拝をする。 おつとめの手振り・よろづよ八首唱和・鳴物について 9月よりおつとめの手振りを練習する。年中 5月よりおつとめの手振りとよろづよ八首の一首ずつ、11月より拍子木、ちゃんぽんの打ち方を週毎に交代で練習する。年長 4月よりおつとめの手振りとよろづよ八首の内二首ずつ拍子木、ちゃんぽん、すりがね、太鼓、の打ち方を週毎2クラス交代で練習する。よろづよ八首は、園の大祭行事、月次祭行事、卒園式で唱和する。よろづよ八首唱和に合わせて鳴物を打つ。 園の大祭行事・月次祭行事について 大祭行事・月次祭行事を園内で行います。 活動内容 「親神様」「教祖」「祖霊様」に遥拝する。教師の鳴物と、年長児のつとめる拍子木、ちゃんぽん、すりがね、太鼓にあわせてよろづよ八首を唱和する。園長よりその月のテーマによる教話を聞く。視聴覚教材による教童話を見たり聞いたりする。お道の歌をうたったり聞いたりする。「天理幼稚園のうた」をうたう。春秋の大祭行事には9つの鳴物をそろえて(教職員も鳴物を担当する)、よろづよ八首を唱和する。 園内教祖お誕生まつりについて 4月に全園児で教祖のお誕生日のお祝いをする。教祖についてのお話を聞いた後、全園児で歌を歌ったり楽器を奏したりしてお祝いする。 園の創立記念日について 天理幼稚園の創立記念日は4月23日である。前日に園児と共にこの記念日をお祝いする。創立の精神について話を聞き、二代真柱様、初代園長中山たまへ様のお写真を拝し、親しみの気持ちをもつ。 又、将来のよふぼくとして期待されていることを知る。 ひのきしんについて 毎月、子どもひのきしんを行う。(草取り、落葉掃き、本部回廊ふき他)4月の天理教全教一斉ひのきしんデーヘの取り組みとして親子ひのきしんを行う。 お墓地参拝について 年に1回お墓地に参拝し、教祖、二代真柱様、初代園長様についてのお話を聞き、幼稚園におかけいただいたお心やいつもお守りいただいていることへの感謝の気持ちがもてるようにしています。 その他 お節会に参会します。(3学期始業式の日―1月7日)